カテゴリー:宗教、民間信仰、俗信
生け贄とは、神々への供え物のうちまだ生きているものをいう。疑い深い神々に、供え物が賞味期限切れでないことを示しているものと思われる。退屈している神様を喜ばせるために企画された生け贄の解体ショーも世界各地で催されていた。
獣肉を嫌う日本では、魚介類を神前でさばく儀式が行われていたが、それも直接手で触れると汚れるからというので、箸や包丁でおっかなびっくり切り分けるというようなもので、海外のように血まみれのスプラッターな儀式はあまり好まれなかったようである。(CAS)