わっとは、われわれが驚いたときや、相手を驚かせるために発する声である。同じ驚きの声に「あっ」があるが、「あっ」は相手を驚かせるためには用いず、また驚いて声をあげる場合も、「わっ」は「あっ」より、急激に激しく驚いたときに出す声のように感じられる。おそらく、驚きの対象を認識してこれは驚くべきだという指令を脳が発し、口を丸く大きく開いた状態で発せられる「あっ」に比べて、あまりに急なできごとであったために口を完全に開く余裕がなく、口を開きながら「うあっ」と叫ぶために「わっ」となるのではないかと思われる。(ってまあ、どうでもいいような見解ではあるが)(CAS)