八岐大蛇(ヤマタノオロチ)とは、日本神話に登場する頭が八個、尾が八本ある巨大な蛇のような怪獣。ある村のある家の美しい八人姉妹を毎年一人ずつ食べに来るのを楽しみにしていたなかなかの食通であったが、姉妹の両親に雇われた用心棒スサノオノミコトの奇計により、八人目の娘クシナダヒメを賞味することができずに殺される。
八岐大蛇の敗因は、長年のアルコール依存症が災いして、用意された酒を見過ごせなかったことにある。八個も頭があったのに、一個くらい冷静に考え直す頭はなかったのかと、その易きにつく姿勢がかえすがえずも残念である。(CAS)
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