カテゴリー:擬声語、擬態語、副詞、感動詞、接頭語、接尾語
1. 拳固で頭部を何度も叩く音を表現した擬音語。ただし、自分では必死で殴っているつもりでも相手に致死的なダメージを与えられない程度の力で叩く感じ。その証拠に、この表現が用いられるのはコミカルな漫画においてであり、シリアスな劇画では決して用いられない。劇画のヒーローがこんな音で相手をなぐろうものなら、いっきに彼はイメージダウンし、コメディアンに身を持ち崩す。
2. 春の暖かい陽気や寒い冬にストーブなどの暖かさを表現した擬態語。似たような言葉に「ほかほか」があるが、こちらはできたてのご飯や運動をして暖まった身体のように内側から湧き出るような暖かさを表現しているのに対して、「ぽかぽか」は受け身の暖かさであり、身体に当たってくるやや刺激のある暖かさを言い表している。(CAS)