引きこもりとは、世間から退いて(引き)家や隠れ家などに閉じこもって出てこない(こもり)という意味で、自宅や自室を療養施設に見立てて閉じこもり、傷ついた精神を治療すること。また、その治療を自ら行っている人のことをいう。
日本の引きこもり第1号は、ドメスティックバイオレンスに嫌気がさして岩の洞窟に閉じこもったアマテラスオオミカミだが、この人(というか神)の場合、引きこもることによる世界への影響があまりに大きかったため、計略により無理やり部屋から引き出された。また、日本という国は海外に対して開放と断絶の歴史を繰りかえしてきたが、江戸時代には最も深刻で平和な引きこもり状態が250年も続き、ガイアツ(海外からの圧力)によってようやく海外に門戸を開いた。
このように日本人は民族的な引きこもりのDNAを受け継いでおり、引きこもることで精神の平和を得るという経験を経てきているので、現代でも治療手段として引きこもりはしばしば行われ、へたな医療機関よりよほど治療の成果をあげている。(CAS)