カテゴリー:経済、ビジネス、職業
値切るとは、商品の値引きを要求するという意味で、中国人または大阪人の生理現象である。
中国では、商品の値札には販売希望価格の倍額以上の値段が表示されているのが普通なので、買い手はマナーとして表示価格の3割程度、つまり7割引の購入希望価格を提示する。すると売り手は「冗談もほどほどにしてよ」というような顔を見せながらも値引き交渉に応じ、丁々発止のやりとりのあげく、値札の半額程度の(つまり、当初の販売希望価格の)値段で売買契約がまとまる。そんなめんどうな手続きを踏むくらいなら、最初から半額の値札を付ければよさそうなものだが、どちらにしてもその表示価格から7割引きの値下げ交渉が始まるのだし、中国ルールを知らないバカな外国人(例えば日本人)が表示価格のままで購入する場合もあるので、現状の表示方法が改められる可能性は少ないのである。(JPZB)