カテゴリー:副詞、助詞、接頭語、接尾語
なまじっかとは、中途半端にという意味で、「なまじっか漢方薬の知識があったために毒草を食べて死んでしまった」「なまじっか空手の経験があったためにヤクザに歯向かって撃ち殺されてしまった」などと用いる。
なまじっかは、「なまじい」から派生した言葉。「なまじい」は、フレッシュなじいさんというような気持ちの悪い意味ではなく、「生強い」つまり未熟(生)なのに無理にことを行う(強い)という意味で、そこから「中途半端な」という意味の「なまじ」、「中途半端に」という意味の「なまじか」「なまじっか」が派生した。(CAS)