付き(ツキ)とは、何かが付く(はりつく、くっつく、とりつく)という意味だが、主にオカルト的ななにものかが付く状態をいう。「ツキがある」「ツキに見放された」のように「ツキ」と単独で用いられる場合は主に幸運の神様がくっついている状況をいい、「ツキもの」「キツネツキ」のように他の言葉と併せて用いられる場合は、ありがたくないものかにとりつかれている状態を言うことが多い。
「ツキがある」は「運がある」と似たような言葉で、「ツキ」のある人も「運」のある人も、宝くじが当たったり、競馬でバカ勝ちしたり、道ばたで大金を拾ったりするが、「運」は「運ぶ」の「運」であるようにバイオリズムのようによかったり悪かったりをくりかえす法則性があると一部の人の間では考えられているので、占い師や祈祷師の研究対象となっているが、「ツキ」のほうはどこからともなく飛んできて身体にはりつく昆虫のようなものなので、オカルト関係者も予想や予防が難しく、医者も見放した患者をあてがわれ、意味不明の呪文をとなえて「付いている」ものを驚かして退散させようとするのが関の山である。(CAS)