帳尻を合わせるとは、帳簿の尻(最後の部分)つまり収入と支出の最終計算が合うようにするということで、会社の金を使い込んでしまったが、博奕で稼いだり、悪い仲間から金をかき集めたりして、どうにか穴を埋めることに成功したというような状況で用いる。つまりマイナス(−)を取り返して、帳尻をプラスマイナス(±)ゼロ、または多少のプラス(+)にした場合に用いられるのであって、国家の予算を使い切れずに余ってしまった(+)ので、ムダな道路工事に金を使って(−)、きれいに使い切った(±0)というようなケースでは使用されない。(CAS)