カテゴリー:食文化、料理、食品、食材
立ち食いソバとは、蕎麦屋本来の「屋台性」と「ファーストフード性」を色濃く残した貴重な業態、またそのような店で出される、実際に食べてみるまではうまいかまずいかわからない(が、たいていはあまりうまくない)、出たとこ勝負のソバのことをいう。
立ち食いソバの店舗は、駅構内や繁華街に立地し、立食または簡単なカウンター席を設けた店舗で安価なソバを提供する。そのようなソバが値段なりの味かというと、ときに驚くような「当たり」があり、既存の「こだわりの」蕎麦店の存在価値を危うくしている。(CAS)