代議士とは、忙しい国民に「代」わって退屈な「議」会に出席し、国政に関わる重要な法案が次々と議決されたり否決されたりしてゆくのをぼんやりながめている「人(士)」で、国会議員(主に衆議院議員)のことをいう。
参議院議員のことを「代議士」と呼びたがらないのは、参議院が戦前の貴族院(議員は選挙で選ばれず原則的に終身任期)の流れをくむ一院だからだそうだが、現在では直接選挙で選ばれ、上記代議士の定義と同様の(へたをするともっとひどい)様相をていしているので、「代議士」と呼ばれる資格は十分あると思われる。(CAS)