カテゴリー:食文化、料理、食品、食材
タコとは、脚が八本もある海の生物。あの脚は無駄にあるとしか思えない。なぜなら、イカは十本脚があるが、両者の性格がたいして違うようには見えないから。
タコの脚のうち、一本は生殖器官だというから、それは必要だとして、あと二、三本もあれば、十分な活動ができるのではないか、と余計なおせっかいもしたくなる動物ではある。
日本人はタコを好んで食べるが、西欧では嫌われているらしい。聖書に「うろこのない海の生き物は食べるな」と書かれているせいでもあるようだが、その根拠が宗教的な深い考えに基づくものであって、神様の単なる気まぐれでないことを望む。(CAS)