ソムリエとは、レストランで客の要望に応えてワインを選び、生意気な客には酸化した腐れワインをさも貴重なワインのように偽って薦めることもできる権威ある職業。
ソムリエは、もとはフランス語で「労務用の牛や馬などの使い手」を意味し、牛や馬を管理し、使いこなすように、ワインを管理し、客を手玉にとるところから、現在の職業の名称となった。
日本でもソムリエは権威ある職業として認められているが、ここでも日本人得意の「権威の大衆化、パロディ化」が進められ、「酢ムリエ」「味噌ムリエ」などという資格が次々と登場している。(CAS)
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