コラーゲンとは、肌の潤いや弾力性をなくした人々が、ブタの助けを借りて獲得しようとしているたんぱく質の一種をいう。
コラーゲンは、美容の観点から補給するようにと勧められ、多くの女性が豚足や豚トロを喜んで食している。しかし、豚はメタボ化の手助けならお手のものだが、正直、美容大使のような役割は荷が重いと言わざるをえない。
コラーゲン(Collagen)という言葉は、「接着剤の素(もと)」といった意味あいをもち、実際、工業用の接着剤として昔から用いられているニカワ(膠)は動物のコラーゲンが主原料である。健康食品としてのコラーゲンも、肌の組織がかさかさ、ぼろぼろになっていくのを、なんとか貼り合わせて、つなぎとめていく接着剤の役割を有しているのだといえる。(CAS)