コストパフォーマンス(俗語的な略でコスパ)とは、かかった費用(コスト)に対する成果(パフォーマンス)の割合のこと。一般的には、ある商品の値段に対する購入後の有効活用度、満足度の割合についていうことが多い。
かつて日本の労働者は、残業代も要求せず有給休暇も取らずに働くコストパフォーマンスの高い働き手であったが、基本給が高くなりすぎたので、利益追求を求める企業は、サボってばかりいる開発途上国の労働者や、企業への忠誠心はまったくないアルバイトなど、多少パフォーマンスに問題はあるがコストの低い働き手の採用を増やしてきた。しかし頭のよい企業は、「人材こそわが社の人財です」などとうまいことを言って、従順な若い働き手を集め、過酷な労働を強いてがっちり利益をあげている。(CAS)