カテゴリー:慣用語、擬声語、擬態語
逆風とは、進行方向と反対に吹く風のことで、帆船の航行などのさまたげとなる風のこと。同様の意味に向かい風があるが、逆風は向かい風より強く吹く風のイメージがあり、人間社会においても、反対勢力や抵抗勢力が強くて自分の思い通りにものごとが運びにくい状態を「逆風」「逆風にさらされている」などという。反対勢力や抵抗勢力は、嫉妬、やっかみ、恨みつらみ、既得権益の死守といった、永遠に枯渇しない自然エネルギーを原動力としているのだから、なかなか前に進めないのは当然である。(CAS)