買い食いとは、食べ物を買って食べることであり、ごく当たり前の行為であるが、あえて「買い食い」という言葉を使う場合は、「子どもが自分で食べ物を買って食べること」を意味する。子どもは親が作った料理や給食、あるいは親が買い与えた食べ物を食べるべきだという教育的観点から、「買い食い」は好ましくない行為とされており、特に小学生などが学校からの帰り道、駄菓子屋やジャンクフードの店に立ち寄って買い食いすることはやめるように指導されている。これは、大人になって会社帰りのおやじが、焼鳥屋に吸い込まれるように消えていくのを止めさせるよう、幼い頃から深層に植え付ける意図もあるかと思われる。
「買い食い」の反対語は、「盗み食い」「拾い食い」「ただ食い」などが考えられるが、教育的観点から見た「買い食い」の反対語は、上記のような理由から「もらい食い」が適切であろう(「ただ食い」も候補にあげてもよいかもしれない)。(CAS)
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