(笑)とは、対談記事やメールの文章中に用いられる文字で、話し言葉で伝えようとする場合は「かっこわらい」と読む。対談記事中の(笑)は、ここで参加者が笑ったという事実を伝えるために、メール中の(笑)は、「自分で言うのもなんだけど、私はここで笑ってしまった」という思いを伝えるために用いられる。つまりいずれも、ぼんやりと記事やメールを見ているアタマの悪い人に、「あなたもここで笑うべきだ」と示唆するための記号である。メールなどで(笑)記号を用いるのは結構だが、さほど面白くもないところに多用しすぎると、それを読んでいるアタマのよい人に、あなたのアタマの悪さを知らしめることになるので要注意である。(CAS)