男好きとは、女性の性格や容姿を言う言葉だが、「男好きな女」という場合と、「男好きのする女」という場合で意味が変わってくる。前者は言葉通り「男を好きな女」であるが、そのままの意味だったらごく普通の女でありあたりまえすぎる。しかし、「男好きな女」と言った場合は、「男がとても好きな女」さらには「男とすぐヤリたがる女」、「男なら誰とでもヤリたがる女」を意味し、当の女性をやや下に見た言い方となる。一方、「男好きのする女」は、逆に「男が好きになるタイプの女」という意味で、性格や容姿において男どもを吸い寄せるなんらかのフェロモンを発している女ということである。男を吸い寄せて、結局はヤルわけだから、結果としてみれば、「男好きな女」でも「男好きのする女」でもおんなじじゃないかと言われる向きもあろうが、女性の本質として、がつがつ男をつかまえにいく「男好きな女」より、男たちをその魅力で吸い寄せて骨抜きにする「男好きがする女」のほうが株が高いのは言うまでもない。(CAS)