オーガニックとは、直接食べればほぼ間違いなく死ぬ農薬や化学肥料に頼らず、直接食べても気持ちが悪くなるか、腹でサナダムシを飼育することになる程度ですむ有機肥料などを使って栽培する農法、農産物のこと。有機栽培、または有機農産物ともいう。
オーガニック食品は非オーガニック食品に比べて人体への害も少ないとされているが、残念ながら、農薬や化学肥料をしこたま使ったうえにたいして洗い流しもせず摂取された食物による人体実験の結果は十分に出そろっているとはいえないので、その真偽のほどは明らかではない。しかし、化学物質による土壌や自然環境への負荷が少ないことは確かなようで、多少値段は高くてもけちけちせずにオーガニックを消費すべきだと、地球の将来を心配する人々は説いている。(CAS)