あり、なしとは、存在する、存在しないという意味。最近、あるものごとに関して「あり」か「なし」を問う簡単な遊びがテレビ番組などで見られるが、これは、あるカテゴリーにそのものごとが含まれると考えれば「あり」、含まれないと考えれば「なし」と判定するものである。例えば、「いちごジャムを具材にしたおにぎり」は、「人間の食事」というカテゴリーに含まれる、つまり食事として(個人的に)食べてもよいとみなせば「あり」、とても食えたものではないと思えば「なし」となる。しかし、実際のゲームに際しては、「いちごジャムを具材にしたおにぎりはありかなしか」と問われるだけで、カテゴリーは明示されないので、解答者はそのカテゴリーを以心伝心で想定する必要があり、この場合、「いちごジャムを具材にしたおにぎりがコンビニで販売されているか」を問う問題ではないことを自分で判断しなければならない。(CAS)