ロイヤリティまたはロイヤルティは、英語loyaltyの日本語読みで、忠誠、熱烈な支持、といった意味で用いられ、特にビジネスシーンで、関係者の側からは「危険人物」と見なされているのも知らず、アイドルのCDを100枚も大人買いするようなヤツを「ロイヤリティ(ロイヤルティ)の高いファン」と言い表す。英語のloyaltyは、もとはlegal(法律)への忠実性を意味していた。いまでは「おれが法律だ」と言いたげな企業への忠誠が問われているというわけである。
なお、日本語では同じロイヤリティ(ロイヤルティ)という言い方になるが、もとの英語が違うroyaltyは「王の特権」という意味で、日本では主に「印税」や「著作権使用料」で用いられている。いずれにしても、ロイヤル(loyal、royal)なヤツが偉そうな顔をしているという点では変わりない。(CAS)