カテゴリー:宗教、民間信仰、俗信
龍とは、とかげと蛇の巨大なハイブリッドのような架空の生物。たつ、ともいう。世界各地に似たような怪獣が多数存在する中で、中国出身で長身、ワニ顔、ひげ面の生き物を言う。湖の底かなにかでおとなしくしていれば、ネス湖の怪獣のように「本当にいるかも」と現実味が少しは増したのかもしれないが、へびが樹を駆け上るようなあり得ない形で空を飛ぶので、すぐに「いるわけない」とバレしまう。しかし、歴代の画家が腕をふるってまことしやかにこの怪獣の姿を描画したために、実在する動物以上にその形状はリアルに認識されている。
龍はまた、現実には存在しないのに、その他の現存する動物に混じって十二支の中にちゃっかり居座っているお調子者でもある。(CAS)