らんちき騒ぎとは、おおぜいで入り乱れて大騒ぎすること。語源は「乱的(らんてき)騒ぎ」つまり「乱な(みだれた)ような状態の騒ぎ」かと思われ、「乱交(不特定多数の性交つまりスワッピング)」「乱行(乱暴な行い)」「乱心(精神異常)」まではいかないが、「乱」といってもおかしくない「乱っぽい騒ぎ」「乱みたいな騒ぎ」をいい、「酒の席でのらんちき騒ぎ」などと用いられる。似たような言葉に「どんちゃん騒ぎ」「お祭り騒ぎ」「ばか騒ぎ」など多数あり、われわれ庶民が何かの機会さえあればいつでもらんちき騒ぎをしでかす心の準備が整っていることを物語っている。(CAS)