焚書坑儒とは、中国秦時代の紀元前231年、始皇帝が行った思想弾圧で、体制派の歴史書、医学書、農学書などを除くすべての書物を焼き払い(焚書)、翌年には政府に批判的な儒者数百人を生き埋めにした(坑儒)というもの。体制による反体制派の弾圧のお手本とされる行為であり、「焚書坑儒」は、その後の思想弾圧の代名詞ともされている。洋の東西を問わず、権力者によるこのような暴挙は多大な文化的損失であると批判される。儒者のような人々はいくら生き埋めにしたってたいしたことではないが、書物や文化的遺産に関しては、なんとか後世に残す努力をしてほしかったと思う(注:もちろんブラックジョークです。こういう冗談を本気にする連中のおかげで、虐殺の歴史が綿々と続いてきたのです)。(CAS)