ぶっ飛んだ、あるいはぶっ飛んでるとは、動詞「ぶっ飛ぶ」の過去形、現在進行形、または形容詞形。「ぶっ飛ぶ」の「ぶっ」は、人や物を強くたたく意味の「打つ」が変化した「ぶつ」で、特にげんこつで人をなぐる行為をいう。そこから「ぶっ飛ぶ」は、パンチでなぐられて勢いよく飛んでいくという、アメリカン・アニメみたいな様子を表現した言葉である。その形容詞形である「ぶっ飛んだ、ぶっ飛んでる」は「その話にはぶっ飛んだ」などと気持ちが遠くへ飛んでいくほど驚いた様子や、「その服、ぶっ飛んでるね」などと常識外れで驚かされるといった形容に用いられる。したがって、気の遠くなるようなものをみて、「その顔、ぶっ飛んでるね」といった表現もアリということになる。(CAS)