ナマケモノとは、貧歯目ナマケモノ科に属する哺乳動物。サルに似た外見だが、活動量は寝ているサル程度。そこからナマケモノというありがたい名前を頂戴しており、英名でもsloth(怠惰)。たぶん絶滅危惧種だと思う(調べていません。調べる気もない)が、あの生活態度で繁栄を謳歌しているようだったら、それこそ研究に値する。
ナマケモノの活動量は、木にしがみついてじっとしているコアラだって似たようなものだが(ほんとうはコアラはやる気になれば、地上を走ったり、木から木へ飛び移ったりもできる)、ナマケモノはコアラほどもかわいくないので、人間からほとんど無視され、悠々自適のナマケモノライフを樹上で送っている(彼の精神状態は不明であり、ほんとうは心配性でビクビクしながら日々を送っているのかもしれないが)。(CAS)