ちんぽ(ちんぽこ、ちんぼこ)は男性の陰茎の俗称「ちんこ」の別名で、特に子どものそれについていう場合が多い。「ちん」は「小さい」の「ちひ」、「ぽ」「ぽこ」「ぼこ」が何を意味しているのかについては諸説あるが、両刃の剣に長い柄をつけた武器「ほこ(矛、鉾)」ではないかという説がそこそこ有力(剣や槍(やり)などの武器は男性器の象徴と見られるので、考えられがちな説ともいえるが)。「ちんほこ」では言葉に力が入らないので、「ぽこ」「ぼこ」と変化し、さらに「ぽ」と略されたのであろう。しかし、「ほこ」が「ぼこ」「ぽこ」となることで、語感のかわいらしさが増し、「矛」の物騒な武器の印象が薄れて、子どものそれにふさわしい呼び名となるとともに、「ポコチン」などとさらに愛称化されてかわいがられている。(かわいがられるのも今のうちだともいえるが)(CAS)