カテゴリー:擬声語、擬態語、副詞、感動詞、接頭語、接尾語
せいぜいとは、「できるだけ、精一杯」という意味で、「せいぜい頑張れ」などと用いる。しかし、「せいぜい」が「できるだけ」や「精一杯」と違うのは、「無能なあなたがいくら頑張っても、その成果がたかがしれていることは目に見えているが、それ以上の成果はこちらも期待していないから、その範囲内でがんばれ」という心持ちを含んでいるところにある。そのため、「頑張っても、せいぜいこの程度だ(無能はあなたがいくら頑張っても、この程度しか達成できないのは織り込み済みだ)」というような皮肉な言い方もアリである。(CAS)