錯覚とは、感覚機能に異常がないのに事実とは異なる知覚を得ることをいう。つまり鏡を見て、「きれいなお顔だなあ」と思うことである。それが錯覚ではなかったとすると、いずれこの人物は周りからおだてられていい気になり、結局自分の本来の姿を錯覚することになる。
注:ところで、鏡を見て自分の顔を「きれいなお顔だな」と思うのは、価値観が一般人と違うという話なので、正確にいえば心理学の「錯覚」ではなく、単なる「思い違い」である。鏡の中の自分の顔が韓流スターの顔に見えた場合は、事実とは異なる知覚を得ているので「錯覚」といえる。(CAS)