カテゴリー:宗教、民間信仰、俗信
座禅とは、禅宗の最も有名な修行法(というより、禅宗そのものがこの行為から成り立っていると言ってもよい)。何も考えずに座っていれば、さまざまな問題点や悩みの解決が得られるという都合のよさが売り物。
とはいえ、何も考えずに座るということことは想像以上の困難さがともない、その証拠に修行者は、坐禅中に雑念が生じたことを師に見透かされると、平たい野球のバットのようなもので背中を叩かれる。しかしながらその叱責は、「態度が気にくわない」といったような師の雑念が弟子に反映されている可能性もなきにしもあらずである。(CAS)