サブカルチャーとは、ご立派なメインカルチャー(王道の文化)に対するサブな(下位の、付属的な)カルチャーという意味で、主に大衆文化のことをいい、なかでも常識ある人々から白い目で見られるタイプの文化をさしていう場合が多い。
「サブ」という言葉の中に、メインカルチャー側から見たサブカルチャーの「安っぽくて俗っぽい」「子どもだましであり、教養ある成人がまともに相手にするものではない」「流行が過ぎればすぐ忘れられる」「一部のオタクの趣味に過ぎない」といった反感や軽蔑の意思が感じられるが、いまや量的な充実度ではサブカルチャーの方がメインであるといわざるをえないので、メインカルチャー、サブカルチャーという分類もやや古びてきていると言わざるをえない。(CAS)