カテゴリー:慣用語、擬声語、擬態語
食いっぱぐれとは、食い逸れ(くいはぐれ)を強めた言い方。「食い逸れ」または「食いっぱぐれ」は、食べる機会を逸するという意味で、路上生活者が炊き出しの情報を知らずに自分だけ食べ物にありつけなかったというような状況を言い表したものだが、通常「食いはぐれ」特に「食いっぱぐれ」といえば、生活の糧を失った状態、つまり、新人の路上生活者みたいな状態を言うのに用いる。会社の破綻を「食い止め」ようと、歯を「食いしばっ」て、借金借金でなんとか「食いつない」できたが、ついに資産を「食いつぶし」、「食いっぱぐれ」てしまうのであり、その結末待っているのが「食い詰め」者の生活である。(CAS)