頑張れとは、日本語でしばしば用いられる応援のかけ声。「目的達成のために必死で努力せよ」という意味。ただし、誰にでも用いればよいというものではなく、相手の精神状況によっては逆効果になるおそれもあるため、「使用にあたっては医師の処方箋が必要です」と警告表示されている。
もっとも、「頑張れ」の使い方が難しくなっているのは、たいして本気で応援する気もないのに、誰もが安易に「頑張れ」という言葉を使っているという理由が大きいのではないかと思われる。確かに、いかにも自分の可愛さをアピールしたいだけという顔つきをした小娘に、「ガンバ(頑張れの俗語)」などと応援されても、ムカつくだけで「言われなくても頑張っているよ」と言いたくなる気持ちはよくわかる。(CAS)