カテゴリー:宗教、民間信仰、俗信
神とは、いるのいないのと、人間どもの失礼極まりない議論の対象となっている存在。
日本や中国のような多神教の国々では、神様は人間に都合よく造形されている傾向がある。例えば、商売繁盛、恋愛成就、病気平癒等々、それぞれの願望に応じて専門の神様が方々に祀られている。キリスト教の神も結婚式のときなどに呼ばれる、大勢の神様の中の一神として扱われ、肩身の狭い思いをしている。
しかし、こうした神々も、万能の唯一神の様々な側面の顕れであると解釈すれば、神も少しはご機嫌をなおしていただけるだろうか。(CAS)