官製談合とは、役人プロデュースのウラ取り引きという意味で、新入りや成り上がり者が汚いやり方で業界に参入し秩序を乱すのを防ぐために、役人と勝ち組企業が協力して、メンバーの回り持ちで利益を獲得し続けようとする汚いやり方。
江戸時代には「株仲間」という政府公認の官製談合組織があり、天下堂々既得権益を誇示していた。近代日本でもこの伝統が官製談合に引き継がれている。西洋風の機会平等主義が正義づらして乗り込んできた昨今、談合に対する風当たりは強くなっているが、日本の伝統を守るため、官製談合組織は地下に潜伏してレジスタンス的活動を続けている。(CAS)