かったるいとは、勉強をする気のない学生や仕事をやる気のない社員が口にする様々な理由をひとまとめに表現した言葉で、身体や脳が疲労していてなにごとにも意欲がわかないという意味。仕事を頼もうとした相手に「かったるい」などと返されると、それ以上お願いするのもまったく「かったるく」なる言葉である。
かったるいは、腕弛い(かいだるい)が俗語的に変化した言葉。「かいだるい」は本来は腕がだるいという意味で、「一晩中もの思いするときの手枕は腕のだるさも忘れてしまうよねえ」というような、のんきな歌が鎌倉時代に詠まれている。(KAGAMI & Co.)