この辞典の使い方>「う」で始まる言葉>蘊蓄、うんちくの意味、語源
カテゴリー:慣用語、擬声語、擬態語
蘊蓄の「蘊」は内部にたくわえるという意味、「蓄」もたくわえること。中国語では、漢字の通り、(活力や才能などが)内在する、潜在するという意味で用いられているが、日本では主に、ここぞというときいやみたっぷりにひけらかすため、頭の中に大量に蓄えておくムダ知識のことをいう。その「ひけらかす」行為を「蘊蓄を傾ける」という。つまり、トラックの荷台を傾けて古新聞や古雑誌をまき散らすような迷惑行為である。この「蘊蓄」という漢字をさっさと書けるようなやつは、選りすぐりの「うんちく野郎」に違いない。(CAS)