一期一会とは、一生(一期)に一度の出会い(一会)という意味で、その人とのコンタクトを一生に一度の出会いと考えて、食いついて離れず、絶対にその場でクルマを売りつけろ、というセールスマンの心得をいった言葉。
一期一会は、本来は茶道における心構えを表した言葉で、一生に一度の茶会における出会いという意味。腐るほど見飽きたメンバーでも、その茶会を一生に一度の出会いと考えて精一杯のもてなしをしなさいという教えだが、現在では茶道に限らず、一般的な人と人との出会いや接客業の姿勢についても用いられる。とはいえ、いくらもてなしても一文にもならないと思われる相手に対しては、脳裏に浮かびすらしない言葉ではある。(CAS)